2018年活動報告・2019活動方針

 1.2018年を振り返って

昨年も、さまざまなところで識字・日本語活動に関わる人たちとの交流や教室活動を発信する機会に恵まれました。

 

2018年5月に閉開講式が行われました。5月は他にも、識字・日本語連絡会第25回総会がありました。総会に加えて前川喜平さんによる記念講演会がありました。その場で学習者の1人が作文発表をしました。

7月、第9回JUMPサマーキャンプ(三田市)に子どもたちのサポートをするボランティアとして学習者・学習パートナーが参加しました。

8月、西淡路小学校サマーフェスティバルに参加しました。学習者のお一人に講師になってもらい、チヂミやトッポギの作り方を教えてもらいました。そしてみんなで販売しました。

10月、だい29かいよみかきこうりゅうかいが大阪府教育センター(大阪市住吉区)で開催されました。10月は他にも天満中学校夜間学級に見学に行きました。

11月、AIAIフェスタ(大阪市港区)に参加しました。学習者3人に講師になってもらい水餃子の作り方を学び、販売しました。

12月、JUMP親子ハイキング〜ほしだ園地「星のブランコ」をわたりにいこう〜」に子どもたちのサポートをするボランティアとして学習者・学習パートナーが参加しました。12月は他にも学習者によるカレー作りがありました。

2019年1月、新年会をしました。1月は他にも大阪教育大学で「第5回識字・日本語学習研究集会」の分科会に学習者・学習パートナーが登壇し教室での学びについて話しました。

 

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2019年5月9日(木)に 1年間の振り返りをしました。昨年度は毎週木曜日の活動に加え、夜間中学の見学に行ったり、地域のイベントでトッポギやチヂミを作って売ったり、水餃子を作って売ったり、司会をやったり、作文を読んだり、たくさんの活動をしました。

 

それらを振り返った感想として、「これまでの人生で経験できなかったことが教室にきてできた」という声がありました。また、「140人の前で作文を読んだから次は1000人の前で発表やなぁ」という学習パートナーのコメントに対して、「はい」とさらりと答える学習者の姿がありました。

活動の振り返りと出てきた感想を3つに整理しました。

 

★新しいことにチャレンジしよう!
★みんなで力を合わせて教室活動費を獲得しよう!
★教室を支えてくれている学校や地域の人たちとつながろう、他の教室の人たちと交流しよう!

 

 

2.2019年活動方針

 

 今年度も教室活動を発信したり、学習者や学習パートナーが教室や教室以外の場所でも活躍できたりする機会を大切にしていきたいと思います。また、日之出地区や地元学校関係者との交流、夜間中学や識字・日本語関係諸団体との交流もさまざまなイベントを通して大切にしていきたいと思います。

 

被差別部落の識字学級として1970年に生まれたわたしたちの教室は、開講当初と現在では参加者層は大きく異なります。かつてと「変わること、変わらないこと」は何か、また、これまで日之出よみかき教室が大切にしてきたことを守りながら多様な人々にひらかれた学びの場として何を大切にしていくのかを 2017年度、改めて考えました。
そこで見えてきたことは、日之出よみかき教室(木曜日)は、これまで同様、

 

仲間といっしょに、

生活と結び、生活や生い立ちの意味を振り返りつつ学ぶということを大切にしていきたい。

 

学習活動は、さまざまな学習者のもつことばや文化、経験から出発し、学習者一人ひとりが自分の人生の主役になる応援をする「識字」でありたい

 

ということでした。 

 

2018年度をスタートする際に、日之出よみかき教室(木曜日)では、教室活動で大切西たいことを学習者・学習パートナーがともに考え、確認しました。
2019年度も昨年同様、次の3点を大切にしながら活動をすすめていきます。


 <教(きょう)室(しつ)活動(かつどう)で大切(たいせつ)にしたいこと>

(1)教室はみんなでつくろう

日之出よみかき教室(木曜日)は、参加者みんなで話し合い、考え、行動し、つくっていきましょう。

 

(2)お互いに「○○さん」と名前で呼(よ)ぼう

学習パートナーのことを「先生」や「○○先生」ではなく、ともに学ぶ仲間として「○○さん」と呼び合いましょう。

名前は日本語に合わせて発音するのではなく、それぞれが生まれ育った国や地域で呼ばれていた発音(母語)を大切にしましょう。

 

(3)生活に根ざした学習を中心にしよう

日之出よみかき教室(木曜日)では、検定に合格するための受験勉強を応援する学習ではなく生活に根ざした学習を中心に行います。N1、N2(日本語能力試験を中心に勉強したい人には、他の教室を紹介します。

 

これらを大切にしながら、学習者・学習パートナーが話し合いながら教室活動をすすめます。また、今年度は、教室活動以外での学習活動も予定しています。教室参加者がそれぞれ役割を担い、計画的にすすめていきます。